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手ほどき・レッスン

7 件の記事

残り火が揺れる書斎の吐息

高校時代、進路相談室で本を手渡してくれた恩師と、隣の席で机を並べることになった彼女。挨拶を交わすだけだったはずの日々は、朝に置かれる無糖のコーヒーや、夕立の夜にかけられた上着といった小さな積み重ねに変わっていた。「折り入って相談がある」と呼び出された書斎の静けさの中で明かされるのは、ずっと言葉にできなかった彼の想いと、書斎に並ぶもう一冊の同じ本。教え子と恩師という一線がついに溶け出す、じれったくも濃密なラブストーリーです。

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書斎の薄明かりに滲む届かない距離

妹の親友という一線を守りながら、ずっと「お兄ちゃん」と呼んできた彼と彼女。妹の結婚式の夜、片付けの済んだ書斎で二人きりになったことをきっかけに、受験期に隣で参考書を開いてくれた記憶や、花火大会で肩に上着をかけられた夜の温もりが、堰を切ったようにあふれ出します。積み重ねてきた時間がようやく言葉になり、身体で確かめ合う、じれったくも熱いラブストーリーです。

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シャワーの湯気に隠れきれない鼓動

かつて家庭教師と教え子として過ごした二人は、恋人になった後にすれ違い、彼女が連絡先を消したことで離れ離れになった。数年後、彼女が講師を務めるヨガスタジオのシャワー室で再会した二人が、積み重ねてきた記憶をたどりながら距離を縮めていく夏の夜の物語。

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屋根裏の埃と熱い吐息

三味線の稽古に通い始めて半年、撥の持ち方を直してくれた掌の熱さも、雨の日に長引いた稽古の終わりに彼が口ずさんだ民謡も、すべてがこの屋根裏に積もっていた。父に「稽古はもう十分だ」と告げられた当日の夜、彼女は灯りの点いた屋根裏へと梯子を上る。鈴虫の声が響く埃っぽい空間で、半年分の距離が音もなく溶けていく……

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