
砂浜の月明かりが濡らす蜜壺の深淵
南国のホテルのバルコニーから流れる熱風は、塩分を含んで肌に絡みつく。夜更けの静寂を破るのは、波が岩に打ち付ける鈍い音だけではない。ガラス戸の向こうで、男が彼女の背中に手を回す仕草から始まる官能の儀式が始まっていた。彼女は窓際のローソファに腰…
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南国のホテルのバルコニーから流れる熱風は、塩分を含んで肌に絡みつく。夜更けの静寂を破るのは、波が岩に打ち付ける鈍い音だけではない。ガラス戸の向こうで、男が彼女の背中に手を回す仕草から始まる官能の儀式が始まっていた。彼女は窓際のローソファに腰…
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高級ホテルの一室には、常に循環する空調の微かな唸りと、香りの高いアロマオイルの甘い重苦しい匂いが漂っていた。窓の外は夜の都会が煌めくが、部屋のカーテンは厚く閉ざされ、外界を遮断した静寂と湿気が充満している。女はキングサイズベッドの中央に寝転…
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